ダンスを契機としながら
ダンスを越える電子音楽
機能性よりも創造性を優先するテクノ
――IDM/エレクトロニカの大カタログ
踊った後に何かが残ってしまう音楽。それが「IDM」と呼ばれるようになった。──本書「序文」より
そもそも、「IDM」および「エレクトロニカ」と呼ばれる音楽とは何なのか? それはハウス・ミュージック以降に生まれた言葉だ。それはダンスを契機としながらダンスを越える電子音楽だ。クラブ仕様としての機能性よりも、楽曲としての創造性を優先するテクノ・ミュージック、エイフェックス・ツインを起爆剤としながら過去と未来に波及する──IDM・エレクトロニカ、世界初の大カタログ登場!!
監修・文:三田格
協力・文:デンシノオト
文:野田努、松村正人、木津毅、小林拓音
*初版のみ電子版へのアクセスキー付き
contents
1 Musique concrète / Synthesizer Music (1958~1965)
2 Sound Effects (1966~1971)
3 Improvisation / Composition (1972~1979)
4 New Wave / Industrial (1980~1989)
5 Braindance (1990~1993)
6 Glitch Electronica (1994~1999)
7 Indietronica & Folktronica (2000~2006)
8 Life and Death of Rave Culture (2007~2013)
9 Now (2014~2018)