「K A R Y Y N」と一致するもの

Chart by JET SET 2012.03.05 - ele-king

Shop Chart


1

RECLOOSE

RECLOOSE MAGIC »COMMENT GET MUSIC
昨年リリースされた「Saturday Night Manifesto E.P.」にてデトロイト・サウンドへの回帰となる傑作を展開したReclooseによる2012年1stシングル。恩師Carl Craigによるエディットも収録され、外し無しの大推薦盤が登場です!!

2

BEASTIE BOYS X MAJOR LAZER

BEASTIE BOYS X MAJOR LAZER DON'T PLAY NO GAME THAT I CAN'T WIN »COMMENT GET MUSIC
なんとMad DecentからBeastiesとMajor Lazerによる電撃コラボ7"が登場です!!

3

SLY & ROBBIE

SLY & ROBBIE BLACKWOOD DUB (PICTURE VINYL) »COMMENT GET MUSIC
尖がったベースにビート、音像にグルーヴ。流石過ぎます。こちらはピクチャー盤仕様!!

4

FRIENDLY FIRES

FRIENDLY FIRES HURTING (CARL CRAIG MIX) »COMMENT GET MUSIC
名門Planet Eからのオフィシャル・12インチ!!オリジナル以上にブリージンでウォームなロマンティック・ディスコ・トラックに仕上がってます。

5

CHRISTIAN NAUJOKS

CHRISTIAN NAUJOKS TRUE LIFE »COMMENT GET MUSIC
音響ミニマル名門Dialが誇るベルリン在住の美麗ミニマリストChristian Naujoks。Michael NymanやJohn Cageにオマージュを捧げた21世紀版ピアノ・ミニマル歴史的傑作を完成です!!

6

DEAN 'SUNSHINE' SMITH

DEAN 'SUNSHINE' SMITH THE SUNSHINE REWORKS# 3 »COMMENT GET MUSIC
大好評頂いた前2作に引き続き、20年のキャリアを誇るDJ/コレクターDean 'Sunshine' Smithによる素晴しいリエディット2タイトルをカップリング。本作も仕上がり抜群です!!

7

F3

F3 LONELY LAND »COMMENT GET MUSIC
イスラエルの3人兄弟、F3によるスウィートな疾走感溢れるシンセ・ディスコ・ブギー。メチャ最高です!!Seahawks、John Talabotによるリミックスも収録!!

8

MOODYMANN

MOODYMANN JASON GROOVE EDITS »COMMENT GET MUSIC
昨年ホワイト盤にてリリースされた「I Got Werk」を荒々しいボトム組で再構築したA-1。KDJ3番Marvin Gayeトリビュートの'94年傑作「Tribute! (To The Soul We Lost)」を艶やかなアトモスフェリック・ディープハウスにアレンジしたA-2を筆頭に、全4楽曲いずれも素晴しいリワークです。

9

V.A.

V.A. TUSK WAX FOUR »COMMENT GET MUSIC
カルトヒットを記録した前3作同様、スタンプ・ラベル/限定プレスにて展開されたUKミステリアス・レーベル"Tusk Wax"から待望のVol.4が新着!!

10

JOSE GONZALEZ

JOSE GONZALEZ CYCLING TRIVIALITES »COMMENT GET MUSIC
チルアウト・アコースティック詩人、Jose Gonzalezの2007年の名曲が、ニュー・ミックスで再び登場。ただ究極に気持ちよい感動に身をゆだねるのみです・・・

Shop Chart


1

JOAQUIN JOE CLAUSSELL

JOAQUIN JOE CLAUSSELL UNOFFICIAL EDITS AND OVERDUBS VERY LIMITED 7" PACKAGE SACRED RHYTHM MUSIC / US / 2012/3/1 »COMMENT GET MUSIC
推薦盤!「UNOFFICIAL EDITS AND OVERDUBS」シリーズからリミテッド7"!レアグルーヴ・クラシックのグレイト・リエディッツ!共に7分越えのDJユース仕様です◎

2

UCND / DJ SHINYA

UCND / DJ SHINYA MORONDAVA / SK.HIGH NNNF / JPN / 2012/2/21 »COMMENT GET MUSIC
SOFTのメンバーUCONとKNDによるライブ・セッション・ユニットUCND(ウコンドウ)待望のスタジオレコーディング音源、そしてその UCNDも幾度となくライブ・セッションを重ねてきた京都発ブラック・ミュージック・パーティー「BUTTER」主宰DJ SHINYAによるラグドなレアグルーヴ・エディットがカップリング7"リリース!

3

VEDOMIR

VEDOMIR VEDOMIR EP SOUND OF SPEED / JPN / 2012/3/1 »COMMENT GET MUSIC
EDDIE C、KERRIER DISTRICT a.k.a. LUKE VIBERTと確かなメンツの好リリースが続いた<SOUND OF SPEED>のアナログ・シリーズに、現行ハウス・シーンの次世代最注目株VAKULAが変名VEDOMIRで登場!

4

QUANTIC & ALICE RUSSELL WITH THE COMBO BARBARO

QUANTIC & ALICE RUSSELL WITH THE COMBO BARBARO LOOK AROUND THE CORNER TRU THOUGHTS / UK / 2012/2/18 »COMMENT GET MUSIC
過去に幾度と無く共演を果たしてきた盟友ALICE RUSSELLのヴォーカルを中心に、コロンビア移住後結成された南米/ラテン系の一流ミュージシャン集団THE COMBO BARBAROによる演奏がバックを固める鉄板布陣で制作された最新アルバム「LOOK AROUND THE CORNER」からタイトル・ナンバーが先行カット!

5

ANDRES

ANDRES NEW FOR U LA VIDA / US / 2012/2/15 »COMMENT GET MUSIC
<KDJ>や<MAHOGANI>を中心としたリリース作品はいずれも即ソールドアウト、内容も言わずもがなのフューチャー・クラシックな傑作を 数多く残してきたデトロイトの至宝=ANDRESが遂にセルフレーベルを立ち上げ、その第1弾をリリース。

6

YA△MA

YA△MA INTO THE LIGHT CLAZY MARKET / JPN / 2012/2/25 »COMMENT GET MUSIC
昨年夏にリリースされた傑作ミックス「BEFORE THE WIND」の超限定USBパッケージに搭載されていたサウダージなレアグルーヴ~ワールド・ミュージックを詰め込んだチルアウト・セットなミックスが多く のご要望により待望のCD(R)リリース!

7

EL NEGRO & ROBBY / ALAYAVIJANA

EL NEGRO & ROBBY / ALAYAVIJANA SPLIT EP CROSSPOINT / JPN / 2012/2/15 »COMMENT GET MUSIC
ワールド~ラテン/ジャズを包括する至高のNYアンダーグラウンド・ミュージック!鬼才KIP HANRAHANプロデュースによる03年作をライセンス・アナログ・リリース!from <CROSSPOINT>

8

V.A.

V.A. MAGIC WAND VOL.4 MAGIC WAND / UK / 2012/2/29 »COMMENT GET MUSIC
「バレアリック」をキーワードに面白良質エディットを展開する好シリーズ!当店人気の<IS IT BALEARIC?>限定オフシュート・レーベル<MAGIC WAND>第4弾!

9

CHUBBIE BOOTS

CHUBBIE BOOTS THE CRACKS ARE STARTING TO SHOW AUDIO PARALLAX / UK / 2012/2/29 »COMMENT GET MUSIC
推薦盤!絶妙なカットアップ/サンプル・チョップ感が素晴らしいスローモー・ブギー/ロービート4トラック!オーストラリアの注目新人クリエイ ターCHUBBIE BOOTSアナログ・デビューEP。

10

GANG COLOURS

GANG COLOURS FANCY RESTAURANT BROWNSWOOD / UK / 2012/2/18 »COMMENT GET MUSIC
メランコリーなエレクトリック・チルアウト・ダウンビーツ推薦盤!JAMES BLAKEに続く次世代ポスト・ダブステップ/エレクトロニカ・シーンの才能GANG COLOURSセカンド・シングル!アンビエント/チルアウト方面へもアプローチ可能な独創的グルーヴ感で展開する絶品フューチャー・ジャズ・ソウル!

Eli Walks - ele-king

 軽薄に「フライング・ロータス以降」といってしまおう。日本でもグリッチ・ホップに手を染める流れが確認できるようになった。あるいは、日本でエレクトロニカというと、繊細さを競い合う「アンビエント風」でなければ線の細いクリック・ハウスが延々と続いたので(もちろん、そういうものは海外にも五万といるけれど、やはり全体的な比率が違う)、だから余計にどっしりとしたビートを構築できるだけで、景色が一変したように感じられたともいえる。しかし、それはそんなに小さなことではない。バンクシーにならって、いまなら1割増しで喜びたい。

 まずは、なんといってもイーライ・ウォークス。カリフォルニア帰りの秀才によるデビュー・アルバム。まるで重戦車が滑らかにのたくるようなビー トは、重い響きと反するようにあっさりと腰の動きを誘い出す。これがとにかく粘っこい。家で聴くようなものじゃないのかもしれないとさえ思えてくる。ついヴォリウムを上げてしまう。メロディも忘れられてはいない。寂しげな旋律もそれほどクリシェには感じられず、基本的には似合っている。荒 廃した世界観のなかにはどこかそれを楽しんでいる雰囲気もあり、曲によってはいつしかユーモラスにも感じられてくる。アンダーグラウンド・レジスタンスを遅くして再生しているような"ヴェルタックス"も同様で、荒廃した風景と、それに拮抗するエネルギーが鬩ぎあうムードは実に臨場感があり、エンディングで転調を繰り返す辺りからどうなるかと思ったら、すぐにフェイド・アウトしてしまったのはちと残念。アルバムも全体に少し短くて物足りない。クロージング・トラックは夢を見......損なったような「アンビエント風」。アルツが手掛けたローランド・P・ヤング(裏アンビエント P71)じゃないけれど、フリクションの『スキン・ディープ』を丸ごとリミックスしたら面白いような。

 昨秋、やはりソロ・デビューを果たしたマコト・カタギリも重量感がある。パーシステンスというハード・ミニマルのユニットを続けてきたことに由来する重さのようで、『デイ・イン・デイ・アウト』ではそれに重ねて多種多様なリズムのヴァリエイションが持ち込まれている(ニュー・スクール・ドラムン・ベースもあるし、ハード・ミニマルもある)。バキバキだった頃のゴス・トラッドがそのままダブステップに突入したようなオープニングから一貫してクールな世界観が構築され、単にストイックなだけでなく、軽 妙に配置されたファニーなSEもあれば、ポスト・クラシカル風の落ち着いたブレイクビーツ......だけは、なぜか唐突に情緒過多で少し違和感があった。小技の効きまくったM4.M8がとにかく素晴らしい。

KENJI IKEDA (NDD TOKYO,ECHOPARK) - ele-king

NDD TOKYO'S SELECT BEST 10 - 2012/0301


1
Jon Gorr - It's No Life - Ppu

2
Yazz - Finetime - Big Life

3
Howard Jones - Hide&Seek - Waner

4
Char - Shinin You,Shinin Day - Canyon

5
Jerry Willams - Easy On Yourself - Ghost Town

6
Lenny Kravits - Thinking Of You(Salsa Version) - Virgin

7
Sergio Mendes - Magic Lady - Warner

8
Jorce Montana - Feeling Good - Tomato

9
Alex&Tr - Time Warp3 - Timewarp

10
Mixed By Steppers - Slow Beat Dub2 - Steppers Records

Chart by Underground Gallery 2012.03.02 - ele-king

Shop Chart


1

PORTER RICKS

PORTER RICKS Biokinetics (Type / 2lp) / »COMMENT GET MUSIC
THOMAS KONER & ANDY MELLWIGによる伝説的ミニマル・ユニットPORTER RICKSが、[Chain Reaction]から1996年にリリースし、今では完全廃盤の為、入手難となっていた、ミニマル・ダブの歴史的名盤「Biokinetics」が、遂にヴァイナル2枚組にて再発! 独ドローン / エレクペリメンタル界の大ベテランTHOMAS KONERと、DUBPLATE & MASTERINGの技師でもあるANDY MELLWIGによる重要ユニットPORTER RICKS が、[Basic Channel]への連鎖反応として設立されたミニマル・ダブのパイオニア的レーベル[Chain Reaction]から、記念すべきアルバム(CD)一作目として1996年にリリースしたダブ・テクノの金字塔が待望の再発。低音の音塊、複雑なエフェクトによる音響工作、グルーヴ、空間性、どれをとってもパーフェクト!これを聞かずにダブテクノは語れない、そんな一枚です。

2

PSYCHEMAGIK

PSYCHEMAGIK Dance Hall Days (Psychemagik / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
DJ HARVEYプレイでお馴染みのWANG CHUNG「Dance Hall Days」をPSYCHEMAGIKがリミックス! UKの人気バレアリック・デュオ PSYCHEMAGIK新作は、"DJ HARVEY's Play Classic" として、あまりにも有名な、84年リリースのエレクトロ・ポップ/ロック古典、WANG CHUNG「Dance Hall Days」のリミックス。 同バンドのメンバーJUCK HUSSも参加し、オリジナルのポップな雰囲気はそのままに、PSYCHEMAGIKらしい、バレアリックな要素を注ぎ込んだ渾身のリミックスを披露。楽曲が楽曲なだけに、コレは間違いなく大きな話題を集める事でしょう~!さらにカップリングには、アシッディーなダブ・ディスコ・トラックに、変態的なヴォイス・サンプルを交えた「Beauty & The Bass」を収録。

3

V.A

V.A Vanguard Sound Volume 3 (Vanguard Sound / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
昨年は大きな飛躍の年となったN.Yブルックリンの地下ハウス・レーベル[Plan B]周辺の注目アーティスト達が参加したコンピレーション12インチ! このコンピレーション・シリーズ、第一弾はHAKIM MURPHY主宰[Machine Dreams]から、そして前作の第二弾はDJ SPIDER主宰[Plan B]からと、毎回レーベルを変えながらリリースしていくようで、今回の第三弾は[Vanguard Sound]なる、このコンピレーションの為に設立されたと思われる新レーベルからの登場。アブストラクトにうねるアシッディーなベース・グルーヴでグイグイ引っ張るAMIR ALEXANDER、サイバーに発振するアシッドSEがヤバイCHRIS MITCHELL、ノイズ塗れの超キラーのパーカッシブ・ダブ・テックを披露したDJ SPIDERなど、全曲、お世辞抜きにオススメ!

4

LINDSTROM

LINDSTROM Quiet Place To Live (Smalltown Supersound / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
LINDSTROMの新作を、大御所ロック・アーティスト TODD RUNGRENがリミックス! 良作品が続く [Smalltown Superworld]新作は、同レーベルの看板アーティストとして活躍する、ノルウェーの天才 LINDSTROM。 約4年ぶりとなる最新アルバム「Six Cups of Rebel」からの先行12インチ・カットとなる今作。もちろんオリジナルは当然の如く◎ではあるのですが、それよりも注目すべきなのがB面に収録されたリミックス!!何と手掛けているのは、70年代から活躍を続ける大御所ロック・アーティスト TODD RUNDGRENなんです!自身の長いキャリアにおいても初めて他人の作品をリミックスしているという事なのですが、共に美しいメロディーワークを信条とするこの2人、相性が悪い訳がありませんよね。

5

DELANO SMITH

DELANO SMITH An Odyssey (Sushitech / 3x12inch) / »COMMENT GET MUSIC
デトロイト伝説のDJ、KEN COLLIER最初の弟子の1人として、古くからデトロイトのハ ウス・シーンを支えてきた大ベテランDELANO SMITH、3枚組フルアルバム。 シカゴで生まれ、デトロイトで育ち、Jeff Mills、Eddie Fowlkes、Mike Grantなど を"生徒"に持つ事でも知られる、KEN COLLIERの最初の弟子の1人として、ディスコや ファンクDJとして、70年代後半から活躍する、デトロイトの歴史をする、大ベテラ ンDELANO SMITHが、活動開始から20数年を経て、待望の1stアルバムをリリース!

6

CAGE & AVIARY

CAGE & AVIARY Migration (Smalltown Supersound / 2LP) / »COMMENT GET MUSIC
カルト・レーベル[Dissident]、[Astro Lab]、さらには人気レーベル[Dfa]からも作品を残すロンドンのデュオ CAGE & AVIARY 1stアルバムがPRINS THOMASの[Internasjonal]から!レイドバック感溢れるダビーなギターリフが心地よい、極上バレアリック・チューン A1「Giorgio Carpenter (Director's Cut)」から幕をあけ、2008年に[Astro Lab]、2010年の自身の[The Walls Have Ears]からリリースされたヒット作「Friday The 14th」の未発表ヴァージョン「Part.4」、今では入手困難な、2007年リリースの 1stシングル「Television Train」(後に[Dfa]からもライセンスリリースされました)、ロッキンなワウギターが◎な「Good Eg,Bad Apple」、初期シカゴ~アーリー・ディスコ・ライクな「Migration」など、圧巻の2枚組 全9トラックを収録! 収録作品、そのいずれもが、12インチでリリースされても、不思議ではない、圧倒的な仕上がりです。間違いなく2012年を代表するアルバムとなることでしょう~。DJ HARVEYやPRINS THOMAS、TIM SWENNY、BRENAN GREENらのプレイも確実!ディスコ方面の方は絶対にチェックしておいて下さい。大・大・大推薦!

7

GENE HUNT

GENE HUNT Then & Now Ep (Hotmix Records / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
80年代から活動するシカゴのベテランGENE HUNTの新作12インチ!808 STATEの「Pacefic」ライクなA2、GINO SOCCIO「Dancer」ネタのB2など。 MARCELLO NAPOLETANOを筆頭に、CARL BIASやJOE DRIVEなど、良作をリリースしてきた、SIMONCINOが主催するイタリアの注目プトロ・ハウス・レーベル[Hotmix]の新作は、言わずと知れたシカゴ・レジェンドGENE HUNTによる新作12インチ。 往年の[Relife]レーベル辺りの作品を思わせるような、叩きつけるようなゲットー・シカゴなリズムに、アトモスフェリックなシンセ・シークエンスを走らせたA1、どことなく808 STATEの「Pacefic」に似た透明感と爽快感のあるパッド・シンセが浮遊するA2、定番ディスコ・クラシックGINO SOCCIO「Dancer」を大胆にサンプリングしたB2など、シカゴ節全開の4トラック!流石ベテラン、いぶし銀な1枚です

8

V.A

V.A Love And Money / On The Run (Moton Records Inc. / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
既に IDJUT BOYS、HORSE MEAT DISCOらがプレイ中。DJ HARVEYもリリースを残す UKの老舗リエディットレーベル[Moton]久々の新作!! DJ HARVEYの[Black Cock]と並ぶ、UKの最重要リエディット専科[Moton]久々の新作。今回はレーベル代表 DIESEI & JARVIS、さらには[G.a.m.m]の THE REFLEXが参加した1枚。 まずA面には、HERB ALPHERTの "Loft"/"Deep Space"クラシック「Rotation」に、妖しげな男女混合のヴォイス・サンプルが絡みつく「Love & Money」、B面には [TK Disco]的なトビ感のある、ダヴィーでトロピカル・ムードなパーカッションを鳴らした、ミッド・テンポな女性ヴォーカル・ディスコ「On The Run」を収録。

9

JAMES MASON

JAMES MASON Nightgruv / I Want Your Love (Rush Hour / 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
77年にリリースした 自身唯一の作品にしてレアグルーブ史に残る名作「Rhythm Of Life」でもお馴染み、ROY AYERS UBIQUITYの名盤「Lifeline」にギタリストとして参加していた事で知られる JAMES MASONによる、超レア楽曲でもあり、THEO PARRISHが頻繁にプレイする事でもお馴染みのダンス・クラシックス「I Want Your Love」、「Nightgruv」が、アムスの名門[Rushhour]から12インチ復刻! 11分を超えるスローモー・ソウルな「I Want Your Love」、ミニマルなシンセ・リフと、黒いベース・グルーヴが◎な、ディープ・ハウス風サウンド「Nightgruv」、どちらもTHEO PARRISHのプレイする事でもお馴染みの楽曲です。

10

NICHOLAS

NICHOLAS MORNING FACTORY / Looking (X-Master/ 12inch) / »COMMENT GET MUSIC
イタリアのNICHOLAS、オランダのMORNING FACTORYという、これからのシーンを担って行くであろう注目の新世代ハウサー2組による キラー・ボム!! [No More Hits]、[Quintessentials]、[Dikso]を筆頭に様々なレーベルから作品をリリースし、日に日に注目度の増す、イタリアの NICHOLAS、[2020 Vision]や[Yore]、[Royal Oak]などからリリースを残す、オランダのデュオ MORNING FACTORYが、新レーベル[X-Masters]より新作をリリース。間違いなくダブルA面と言っても過言ではない今作、まずA面に、淡く幻想的なコードや、艶やかな女性ヴォーカルをフィーチャーした、90年代中頃のN.Yディープ・ハウス作品を彷彿とさせるNICHOLAS、B面には力強くグルーヴィーなディープ・ハウスを披露した、MORNING FACTORYの作品を収録。どちらもホント最高です!

前野健太とDAVID BOWIEたち - ele-king

 前野健太は大声で歌っていた。キャバレーの跡地に集まった人たちは、それぞれにごくふつうの、しかしどこかいびつな、一度きりの人生を持ち寄って、彼の歌を聴いていた。ある意味においては、それ自体が人生の寄り道というべきものだが、その音楽の前で泣く者もいれば叫ぶ者もいたし、私はといえば、前野がしゃべる度に笑い、彼の歌を聴きながら、やはり、何度か泣いた。そして、すべての素晴らしい時間がそうであるように、その情熱的な夜もあっという間に過ぎていった。

 まだ17時を迎えるかどうかの新宿歌舞伎町には、昼という健康的な時間帯の気配が少し残っていた。私は、正体を隠したその街の、けばけばしい夜の俗っぽい姿を想像しながら、目的の場所に向かった。風林会館の5階、ニュージャパンと名のついたキャバレーの跡地だ。その街並みに、少しだけ昔を思い出していた。私が学生時代を過ごした街にも、その地方で有名な巨大繁華街があったのだが、そこにあったのが夢だったのか、なんだったのか、いまだによく分からない。あの街の大元、本家本元ともいえるこの街の住人にとって、風林会館がどういった意味を持つ建物なのか、私はいっさい知らないが、ある時代の象徴として残されたのだとしても不思議ではない、そんな空気を持った場所だった。おそらくは多くの夢が語られ、愛が騙られ、叶えられることのなかったたくさんの約束が交わされたのであろう、その場所は、色あせた熱気の余韻をほんの少しだけ漂わせ、現在では興行用の貸しスペースとして使用されているという。

 一緒に行くはずだった野田編集長から急に都合がつかなくなった旨の連絡を受け、話し相手もいなかった私は、その場所に集まった人たちを眺めていたのだが、筆者と同年代、つまりは20代の客がほとんどだったように思う。男女比も同程度で、イケてるのもいれば、あまりパッとしないのもいたし、美人もいれば、そうでないのもいた。そして、素晴らしことに、カップル連れが多かった。皆、街を歩いていればお互いを気にすることもなさそうな、平たく言えばごくふつうの人たちに見えた。文庫を読む人、雑誌を読む人、スマートフォンでSNSをいじる人、連れと談笑する人、アルコールを淡々と飲む人......皆、思い思いの方法で開演を待っていた。それぞれの人生の続きに、前野健太の歌を待っていた。

 そして、前野健太とDAVID BOWIEたちは、定刻通り、興行用の低いステージに現れた。ホストを意識してきたという、襟を立てた白シャツのボタンを3つか4つほど外した前野と、同色のダーク・スーツで揃えたバンド・メンバーたち。冗長性や無用な文学性を排し、下ネタと直截による通俗性に徹してきた彼らにとって、生々しい欲望の臭いがしみ込んだその会場は、慣れ親しんだホーム・コートのようだった。「ライク・ア・ローリン・ストーン、ライク・ア・ローリン・ストーン、ライク・ア・ローリン・ストーン」......"石"の身軽な疾走と、DAVID BOWIEたちのタイトな演奏と、印象的なリフレインで、そのショウは始まった。早々と高まってくる意識の脇で、『トーキョードリフター』に寄せて自分が書いたことをぼんやり思い出していた。気取った言い回しが多かったかもしれないが、それは要するに、どんなミュージシャンであれ、いい時もあれば悪い時もあるし、前野にはそれを隠さず、無様ではあっても堂々と歌い続けてほしいという、駆け出しのライターからの生意気なメッセージだった。

 早々に白状してしまうが、私はこの日、ライヴのレポートを書くか、ただ一人の客として観るか、編集部ともとくに決めていなかったので、いちいちメモも取っておらず、細かいセットリストは覚えていない。が、曲の終わりや間奏に前野がギターをめちゃくちゃにかき鳴らすアップな曲も、弾き語りに近い形で情熱的に歌い上げられる甘いメロディも、私の心を強く打った。月並みな感想になるが、はっきり言って、どのスタジオ録音よりも素晴らしかったし(前野の名誉のために、"ヘビーローテーション"の弾き語りサービスがあったことは内緒にしておこう)、最後まで最初のバンド編成でも自分は満足したと思うくらい、演奏には気合が入っていたが、途中、演奏メンバーは何度かチェンジした。前野のソロ弾き語り、ゲストに石橋英子を迎えての"ファックミー"、また、前野が引っ込み、石橋英子とDAVID BOWIEたちになる時間帯もあったのだが、4人が即興で披露した"青パパイヤ(歌舞伎町ver.)"は、まるでROVOのような、ミニマルなトランス・ロックの豪快なセッションだった。

 意外、と言ったら失礼か。前野のMC、曲間の立ち振る舞いが上手いことには驚いた。客の煽りを右から左に適当に受け流し、ときにボソッと応え、いじり・いじられる様は、それだけでじゅうぶんに笑えた。フロアには笑顔が多かった。あるいは、そう、"豆腐"で、「これが幸せというやつなんだ」と声を荒げ、苛立ったように歌う前野を見れば、古市憲寿ももしかしたら分かったかもしれない。私たちは別に、この先上向きそうもない今の生活に心から満ち足りているわけではない。それを否定してしまってはほとんど何も手に残らないことを見越したうえで、それぞれに与えられたそれなりのサイズの人生を、それぞれの立場で謙虚に受け入れているだけだ。そう、その夜、キャバレーの跡地に集まった人たちは、それぞれにごくふつうの、しかしどこかいびつな、一度きりの人生を持ち寄って、彼の歌を聴いていた。ある意味においては、それ自体が人生の余計な寄り道というべきものだが、そこで泣く者もいれば、叫ぶ者もいた。終盤、前野の声は何度か裏返っていたが、どんなにフレンドリーな空気のなかでも、それを笑うものはいなかった。ショウの最後まで、音が鳴りやまないうちに割れそうな拍手が沸き起こったり、聴き入ったフロアの客が、前野が拍手を求めるまで立ち尽くしたりする、そんな状況が続いた。

 繰り返すが、このあたりは聴き入っていたので記憶がハッキリしない。アナログフィッシュが登場してのツアー表題曲、"トーキョードリフター"は、手短ではあるが強烈なフックのあるイントロのリフが鳴った時点で、この日もっとも会場がわいた曲のひとつだったが、アンコールも含めた終盤はとにかくクライマックスの連続だった。"マン・ション"、"友達じゃがまんできない"、"18の夏"、"天気予報"、そして、"東京の空"。ダブル・アンコールに応えた途端にステージから素で落下したときはどうなるかと思ったが、会場の中央に残された花道で歌った、アンプもセクシー・リバーブもなしの生歌"あたらしい朝"は、過去と未来のあいだのどこかにある、グレーゾーンとしての現在を不恰好に生きる、私たちや、新宿の夜を生きる誰かの営みへの想いとして、あれからもうじき一年になるいま、もしかしたら特別な意味を持った曲だっただろうか。またその前後、「いろいろやばい状況なわけですが、歌は作っていきますので」と、思わず口をついて出たひと言は、この夜、もしかしたら言わないと決めていた類のものだったかもしれない。

 しかし、すべてをやり通し、関係者と、完売したチケットを握って会場に集まったファンに何度も頭を下げる前野の姿からは、感謝や、戸惑いや、充実感や、この夜3時間近くかけて溶かした不安の重さが感じられた。思いどおりのリアクションがフロアからもらえなかったり、思わぬツッコミに演奏を何度も止めたり、花道を平行移動するマイクに前歯をぶつけたり、すでに述べたが、最後の見せ場でステージから落下したり、お世辞にもヒーローといった立ち振る舞いではなかった。そう、この夜の前野は、まさに転がる石のようだった。最初はここに、「昭和のグランドキャバレーに宿る亡霊たちがこのライヴを観たら、どんな反応をしただろう?」なんてことを、もっともらしく書こうと思っていたのだが、やめた。そんな「たら・れば」は必要ない。前野はこの夜、いまの時代をそれぞれのサイズで生きようとする観客たちから、惜しみない拍手を浴びていた。それ以上の評価はおそらく、ない。この次、また前野のライブに行ける機会があれば、私は恋人を連れて行こうと思う。

(((さらうんど))) - ele-king

 聴いていると耳が忙しくなる音楽、というのがある。いち時期流行った言葉を使えば、要は情報量が多い、ということだが、イルリメの場合、エレクトロからヒップホップ、ハードコアまでをも自由に乗りこなすそのアヴァンな音楽性はもとより、躁的ともいえるラップがそのせわしなさを加速させていた。筆者が初めてイルリメの音楽に出会ったころ、ECDとの共作『2PAC』(2005)、あるいは『www.illreme.com』(2004)のせわしなさを前に、思わずたじろいでしまったことを覚えている。それは、ラップ・ミュージックの人力性におけるひとつの達成だったといまでは思う。
 しかし、同作収録の"トリミング"が放った異彩を、私は忘れることはなかった。写真の切出し加工をモチーフに、胸いっぱいの愛を、言葉にも音にも落とし込めないもどかしさを、だからこそ肯定するような、メランコリックなエレクトロ・ポップ。それは紛れもなく、先のディケイドに産み落とされたJ・ポップのひとつのクラシックだった(同曲を『360°SOUNDS』(2010)に再録したイルリメ自身も、相当の感触を得ていたのだろう)。

 そして、おそらくは多くの人と同様に、私が彼に対する認識をほぼ完全にあらためるのは、『二階堂和美のアルバム』(2006)での全面的な楽曲提供、プロデュースであった。そこで、私はイルリメを鴨田潤として、覚え直すことになる。
 とはいえ、表面的なイメージでしか彼のことを知らない私のような人間からすれば、それは、結ばれるはずのない二点が、隠されたたくさんの補助線で知らぬ間に繋がれてしまったような気がして、いまひとつ納得できないのもまた事実であった。が、それが決して大掛かりなトリックではなかったことが、その後、"トリミング"の変奏ともいえる"さよならに飛び乗れ"(2009)、イルリメが変装を忘れて鴨田潤の楽曲を歌ってしまったような"たれそかれ"(2009)、そして、鴨田潤名義での小細工なしの弾き語りアルバム、『』(2011)で少しずつ明かされていくことになる。鴨田は、そこで歌っていた。「思い出のあの場所は今も残っているだろうか/明日、春の風が吹いたら/久しぶりに帰ってみようか」"はるいちばん"

 そんな風にして、やや無軌道に蛇行しながらも、アッパーなヒップホップから、人懐こいポップスの保守本流へとじょじょに旋回していったイルリメは、本作『(((さらうんど)))』において、新たなキャラクターの獲得を果たしている。彼はイルリメとしても、鴨田潤としても振る舞い、過剰なアッパーさも、対極にある無装飾も、結局は1枚のコインなのだと受け入れ、そのギャップを最高のかたちで埋め合わせているのだ。両者のあいだを取り持つのは、端的には80年代のシティ・ポップであり、シンセサイザーであり、山下達郎のロマンティシズムである。K404とCrystalによるエイティーズ・マナーのプロダクションは、決して作りこまれ過ぎることなく、音のニュアンスが読み取れる程度の干渉にとどまり、クリーントーンで鳴るキーボードやシンセサイザーは、透明度の高いアンビエンスを提供している。
 資料なし・目隠しの状態で聴いたとしたら、どの曲も古いアニメ・ソングに思えるほど、言い様によっては馴れ馴れしいまでの親しみを携えている。アルバムのハイライトである高城晶平(cero)との共作"タイムリープでつかまえて"は、時を遡る能力を手に入れ、人生を自由に微調整しながら、だからこそたくさんの人と、そしてかけがえのない"あなた"ともすれ違っていく少女の、二度と訪れることのない夏を描いた『時をかける少女』(細田守監督、2006)に捧げられたかのよう。

 ほかにも、すでに配信・公開済みである、本作の名刺代わり"サマータイマー"、もっとも歌謡テイストの強い"冬の刹那"、暖かいアルバムのムードを引き締めるアンビエント・バラード"Gauge Song"、そして、佐野元春の打ち込みカバー、"ジュジュ"(1989)も最高の仕上がりだ。さらには、いまどき珍しいほどに吟味された(であろう)完璧な曲順からは、3人がこのアルバムにかける思いを想像することができる。
 また、プロモーション用のCDをこの1ヶ月アイフォーンに忍ばせ、日々の生活のなかで繰り返し聴いていたのだが、ふと、すべての曲のすべての歌詞が無理なく聞き取れることに、驚いた。もちろん、イルリメ時の高速ラップでもその滑舌の良さは際立っていたが、とにかくいち音にいち字、メロディに丁寧に言葉を乗せ、ときに軽いビブラートを利かせながら、きわめて中立的な発声で淡々と歌うこの男を、きっとあなたは知らないと思う。その分、リリックの内容は、リスナーが言葉を無意識に追いかけても決してプロダクションの景観が損なわれない、人工的な、一人称の主語に負荷をかけないフィクショナリー・ポップとなった。

 そう、彼ら(((さらうんど)))は、ポップのクラシックスが保証する伝統の半径を一歩も侵していない。全10曲、ランニングタイム40分で駆け抜ける『(((さらうんど)))』は、批判を恐れずいえば、新たなディケイドにおけるポップ・ミュージックとして、なんらスリリングではない。ラディカルさをあらかじめ放棄した、とも言える。それを、居直りや開き直りと切り捨てるのは簡単だ。が、おそらくは彼らが思春期の原体験として持つポップ・ミュージックの残像を、なんとなくいちど、真心でもって直視してみたかった、という気持ちが、私はわからないでもない。
 本作は3月7日にリリースされるが、初めて聴く際、隅々にまで調整が行き届いたある種の潔癖さを前に、なにか警戒してしまう人もいるだろう。が、ポップ・メロディに対するこの実直さは、並大抵ではない。言うなればこれは、ポップスの馴れ合いに対する愛ある警告だ。それは、単なるノスタルジー以上の価値を持つ。気付けば繰り返し聴いてしまうよ。なんの皮肉でもなく、『ミュージック・マガジン』では10点でないとおかしいと思うが、内容的にも、過干渉なメッセージがますます氾濫するいま、こうしたポップスの人工性、虚構性は貴重だ。ますますイルリメのことがわからくなったよ。

CUZ ME PAIN Compilation #2 Release Party - ele-king

 ジェシー・ルインズの音は、『ガーディアン』に言わせると「噴火する火山のサウンドトラックとしてのある種のドゥーム・レイデン・ポップ」だそうで(破滅に苛むポップ......とでも訳せばいいのか?)、まあ、何はともあれ、東京のレーベル〈コズ・ミー・ペイン〉のインパクトはじょじょにだが、確実に伝わっている。ジェシー・ルインズはUKの〈ダブル・デニム〉からインターナショナル・デビューを果たし、もうすぐUSの〈キャプチャード・トラックス〉からデビュー・アルバムが発表される。ビューティは〈クルーエル〉から12インチを出して、5月には同レーベルよりデビュー・アルバムが出る。いよいよ〈コズ・ミー・ペイン〉の時代か!
 レーベルは3月、2年ぶりのコンピレーション・アルバム『Compilation #2』をリリースする。チルウェイヴ、ダークウェイヴ、ウィッチ・ハウス......そしてその次を狙った内容で、ファーストにくらべてずっと躍動感のある、ダンサブルな内容になっている。ちょっと〈100%シルク〉あたりとも共振しているというか。ちなみにコンピにはロスの〈ノット・ノット・ファン〉からデビューしたSapphire Slowsも参加。
 3月9日にはそのリリース・パーティがある! ジェシー・ルインズはライヴ演奏する。ドゥーム・ポップな夜かどうかはわかりませんが(笑)、インディ・キッズならずとも、超注目なのは間違いない!

2012年3月9日(金)
―CUZ ME PAIN Compilation #2 Release Party―
at 三宿Web
OPEN/START 23:00-
DOOR 1,500円(1ドリンク付き)

■Live :
JESSE RUINS

■Dj : (A to Z)
APU (After Dark)
IWATA(Anarushin)
NITES (Jesse Ruins)
ODA (The Beauty / FaronSquare)
SCUM BOYS
TSKKA (Masculin)
YYOKKE (FaronSquare / :visited)

info:
[三宿Web] https://www.m-web.tv/index2.html


V.A.
CUZ ME PAIN Compilation #2
CUZ ME PAIN
発売日予定日:2012年3月14日

CUZ ME PAIN Compilation #2 特設サイト
https://cuzmepain.com/cmp2/

CUZ ME PAIN WEB
https://cuzmepain.com/


Tracklist
- Aside
1. Masculin - Ecstasy
2. Faron Square - Sugar Shake
3. Atlas Young - Multiply The Prairie
4. Jesse Ruins - Hera
5. Naliza Moo - Jealous Hearts
6. Nites - While Your Were Sleeping
(Hotel Mexico Remix)

- B side
1. :visited - Touch Your Heat
2. Sapphire Slows - Break Control
3. The Beauty - The Sorrow Of Parting
4. Scum Boys - Lava Lava
5. Nites - Moments Like This Fruit
6. :visited - Sunset Article (Magical Gang Remix)

東京発のインディ・レーベル〈CUZ ME PAIN〉のコンピレーション第2弾! USインディを中心にグローバルな広がりをみせるインディ・ダンス・アクトがここ日本にも! 〈CUZ ME PAIN〉お馴染みのメンバーに、話題のSapphire Slow (Big Love、Not Not Fun)、Jesse Ruins (Captured Tracks、Double Denim)、The Beauty (Clue-L)を収録、そして親交も深いインディ・レーベル〈Second Royal〉一押しのHotel MexicoとMagical Gangがリミックスで参加! 300枚限定ヴァイナル・オンリー!!

Duppy Gun Productions - ele-king

 またも昨年のリリースじゃないかと言うなかれ。下北沢ワルシャワで、最後に買ったレコードがこれ。12インチにしては値段が張るが、格好いいポスターが封入されている。というか、サン・アロウとゲド・ゲングラス(LAヴァンパイアズやロブドアをはじめ、さまざまなプロジェクトに参加している)というロサンジェルスの〈ノット・ノット・ファン(NNF)〉周辺のもっともドープな男たちがついにジャマイカと繋がったかという感無量な1枚だ。おまえら、やっぱそうだったのか、やっぱ......。謎が解けた。すっきりしたよ。(NNF)系の、ポカホーンティッドやサン・アロウの深いリヴァーブは、キング・タビーがいじくるつまみのようなものである。(NNF)が昨年リリースしたピーキング・ライツの『936』がUKでは評判となって、年末にエイドリアン・シャーウッドやディム・ファンクのリミックスまで収録したUK盤のEPが出るにいたったのもうなずける話だ。
 しかし連中の音楽は、ドープでスモーキーだが、踊りのためにあるとは思えない。リズミックな躍動感というものはあまりなく、ヨレヨレだ。自分の名前も思い出せないほどの酩酊状態のなかで演奏しているのかもしれない。そもそもジャマイカーのシンガーをフィーチャーしたからといって、これをダンスホールなどと言えるだろうか。これはボディ・ミュージックではない。明白なまでにヘッド・ミュージックである。ふざけているのか、真面目に追求しているのかよくわからないところが良い。ついにジャマイカに侵入したサン・アロウとゲド・ゲングラスは、1970年代にリー・ペリーが手がけた作品がルーツ・レゲエ/ダブの歴史的名作となっているコンゴスとの共作も果たし、そのリリースも控えていると聞くが、これは本当に楽しみ。

 ピーキング・ライツは年末のUK盤に続いて、2012年に入ると〈100%シルク〉からもリミックス盤を発表している。リミキサー陣はアイタル、エクサンダー・ハリス、インナーゲイズ、キューティクルといったレーベル・メイトでかためている。マリア・ミネルヴァが参加しなかったのが残念だが、ちょっとした〈100%シルク〉のショーケースで、もちろんダンス・トラック集なのだが、このレーベルの独自の展開を物語るように、音質やバランスが従来のそれとは異なっている。ハウスやテクノのDJは使いづらいとぼやくかもしれない。アイタルはロサンジェルス流のダブの流儀で、ベーシック・チャンネル系とは別の、ローファイ・インディ・サイケデリック・ダブ・ハウスとでも言おうか......。エクサンダー・ハリスは気だるいイタロ・ディスコ、インナーゲイズはコズミックなシカゴ・ハウス、キューティクルは25年の時間を経て結ぶばれたシカゴのアシッド・ハウスとロサンジェルスのインディ・シーンとの変異体だ。しかし......アメリカの白人のインディ・キッズもいまになってようやくシカゴ・ハウスの良さを理解し、受け入れたってことか。

 ちなみに下北沢ワルシャワはいま全品半額セール中で、夜にはヨルシャワという実験的なバーになっているという。飲みに行こう。

Chart by JET SET 2012.02.28 - ele-king

Shop Chart


1

KEN ISHII PRESENTS METROPOLITAN HARMONIC FORMULAS

KEN ISHII PRESENTS METROPOLITAN HARMONIC FORMULAS MUSIC FOR DAYDREAMS EP »COMMENT GET MUSIC
DJユースな"Can You Feel It

2

MAMA GUITAR

MAMA GUITAR MAMA GUITAR SINGS MAMA GUITAR »COMMENT GET MUSIC
坂本慎太郎が全曲ベースで参加!2006年のライブを最後にシーンから遠ざかり、長い間沈黙していた彼女たちが、1年以上のレコーディングの末「Mama Guitar Sings Mama Guitar」を完成させました!!

3

ONUR ENGIN

ONUR ENGIN MUSIC UNDER NEW YORK »COMMENT GET MUSIC
セルフ・レーベルやG.A.M.M.、Plimsollから傑作リエディットを量産してきたイスタンブールの才人リエディターOnur Enginによるキャリア初のアルバム作品が到着。

4

LINDSTROM

LINDSTROM QUIET PLACE TO LIVE »COMMENT GET MUSIC
先日リリースされたばかりのLindstrom最新アルバム『Six Cups Of Rebel』のCD盤にボーナス・トラックとして収録され大きな話題となっていた、Todd Rundgren (Utopia)によるキャリア初と思われるリミックス・ワークを12"化!!

5

ROXY MUSIC

ROXY MUSIC LOVE IS THE DRUG (TODD TERJE DISCO DUB) / AVALON (LINDSTROM & PRINS THOMAS VERSION) »COMMENT GET MUSIC
Todd Terje & Quiet Villageの2組によるリミックスEPも即日完売となったBryann Ferry率いるUKロックバンド、Roxy Musicによるクラシック2タイトルの限定リミキシーズ!!

6

POGUES

POGUES CELTIC SKA EP »COMMENT GET MUSIC
Joe Strummer~Ian Duryと続いてアイリッシュ・トラッド・パンクスPoguesが登場です!!勿論、全編スカ・アレンジによる超最高の4曲を収録。

7

V.A.

V.A. BLACK GOLD »COMMENT GET MUSIC
世界500枚限定プレス。ダンスホールDJにも大推薦のUKベース超強力コンピです!!

8

SOFTWAR

SOFTWAR THIS TIME AROUND »COMMENT GET MUSIC
当レーベルからリリースされたMitziやMario & Vidis作品にてリミックスを披露していた、Myles du Chateau & Jeremy Lloydからなるシドニーの新星ユニットSoftwarによる最新EPが登場。

9

EARTH WIND&FIRE / SPLENDER

EARTH WIND&FIRE / SPLENDER HAPPY FEELIN / CARNIVAL »COMMENT GET MUSIC
【LTD300】前二作が即完売となった、Danny Krivitによる完全日本独占エディットシリーズ第三弾。本作は、Earth Wind & Fire / Happy Feelingと1979年リリースSplender / Carnivalをリエディット。

10

RON TRENT FEAT. ROBERT OWENS

RON TRENT FEAT. ROBERT OWENS DEEP DOWN »COMMENT GET MUSIC
ジャーマン・ディープハウス・レーベル"Foliage Records"から、Robert Owensをフィーチャーした2008年名作のニュー・ミックスが登場。Mr. FingersことLarry Heardによるリミックスで再帰した珠玉作です。
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